EQNext NPC AIと変化する世界のシミュレーション

SOE Live 2014で行われたStorybricksのAIシステムのパネルは公式配信されなかった。
AIシステムはEQNの要なのでEQNの基調講演よりも重要なパネル、という声が多く、
なぜ公式配信がなかったのか、実は録画していてあとでアップしてくれるのか、と騒いでる。
パネル参加者がTwitchでライブ配信してくれ、SOEの関係者もチャットに来ていた。
下のキャプチャはダークエルフの町(Landmarkでプレイヤーが作った建物を集めて作った町)で
NPCが生活している映像から。
ここのパートだけでも公式でアップしてくれるといいんだけど。

EQN: 町の様子

EQNにはクエストNPCが集まるエリア、「クエストハブ」がない。
Norrathじゅうでなんらかのイベントが勃発している。
NPCにはNPCの生活、目的、希望があり、それを達するために行動している。
NPC同士でリアクションをするがこれはスクリプトで決められた動作ではなく、恐怖や尊敬といった感情も表す。
何かを変えたくてプレイヤーに働きかけてくることもあるし、変わったらそれに対応する。
ではあちこち動き回るNPCからどうやってクエストを探せばいいのか。

 

EQN: Rohsong

『Rohsong』はプレイヤーが訪れた場所や行動を記録する本。
これを見ればプレイヤーの行動パターンから、そのプレイヤーがNorrathのどこに行ってそこで何ができるかを導いてくれる。

EQN: Norrathのマップ

Norrathの世界には物語がある。
この世界には種族、王国、組織、人々が存在し、

EQN: Kithicorで事件発生

それぞれの要求がぶつかった時にまた新たな物語が誕生する。

 

[ シナリオ1: Koboldの侵略計画 ]

EQN: Koboldの侵略計画

この辺りにはKoboldの勢力下のエリアとそうでないエリアがある。
Koboldは侵略を広めて富を築きたいと考えている。

Norrathの世界は今週、そして来週と同じように過ぎていくだけの世界ではない。
物語の中心にはプレイヤーの行動とゲームプレイがあり、NPCはプレイヤーが取る行動によってその行動を変える。

EQN: 開発がKoboldの要求を調整

開発があるエリアの富を増やすと、Koboldは強奪をしにそこに移動していくシミュレーションを見せてくれた。
(実際のゲームでは、お金を持ったプレイヤーがたくさんいる、など)
NPCが何かを欲求 → プレイヤーが行動 → NPCの欲求を叶える → NPCに新たな欲求が生まれる、という構図だそう。

 

[ シナリオ2: ダークエルフの征服 ]

EQN: ダークエルフの征服計画

ダークエルフはこの土地でより力を付けたいと考えている。
新しいエリアを開拓すれば魔法の力が強まるからだ。
プレイヤーはこれを手伝うことができる。
プレイヤーが手伝わなければ物語はダークエルフの思い通りに進行しない。

 

[ シナリオ3: ドライアードとダークエルフの衝突 ]

EQN: ドライアードとダークエルフの衝突

ドライアードとダークエルフにはそれぞれ別々の目標があり、その2つは衝突している。
プレイヤーはどちら側について目標達成に貢献するか選ぶことができる。

このシミュレーションでは、プレイヤーの参加状況によって土地の奪い合いの状況が変化するところを見せてくれた。
『Rohsong』がプレイヤーの行動を記録して、次にどう行動していくべきか教えてくれることがここでも言及された。
結局プレイヤーはダークエルフを助けたためドライアードは戦いに負け、それによってこの世界は永遠に変わる。

 

[ シナリオ4: Kithicorの第3勢力 ]

EQN: 第3勢力の誕生

力をつけたダークエルフはドライアードのネイチャーエッセンスを吸い取りシャドウマジックを作り出し、
邪悪なシャドウエレメンタルを呼び起こしてしまう。

EQN: Kithicorの戦い

こうしてこのエリアに新たなNPCグループが生まれ、
3つのNPCグループの要求がぶつかり合う可能性が出てくるということになる。
第3グループであるシャドウエレメンタルを排除できたとしても、破壊されてしまったこの土地を取り戻さなければならない。

「NPCが何かを欲求 → プレイヤーが行動 → NPCの欲求を叶える → NPCに新たな欲求が生まれる」という構図に、
第2のNPCグループの欲求も加わり、プレイヤーはいずれかのNPCグループの欲求を叶え関係改善をはかり、
そして2つのNPCグループ間をかき回す第3のNPCグループが登場、というより複雑な構図となる。

こういったNPCグループらの衝突からRallying Callsが発生する可能性がでてくる。
このRallying Callsは他のサーバーでも発生するかどうか、発生するとしたらいつになるかは分からない。
Rallying Callsは勝ち負けという単純な結果に終わらない。
プレイヤーの選択と行動から影響を受け、長期にわたってNorrathを変えるインパクトを残すことになる。

 

Q&Aとその他の情報。

– EQN開始直後の街の状況、NPCファクションなどはまだ決定していない
– Rallying Callsが発生したらプレイヤーにゲームの外でなんらかの通知が届くようにしたい (メールやツイッターなど)
– 「敵の敵は味方」という状況もありうる
– ファクションを修復する道がある
– 他のプレイヤーの行動によってぶち壊しになるようなコンテンツはない
– コミュニティで協力して世界を変えることができる
– 何かを10匹倒してこい、といった依頼ではなく、問題を解決するよう依頼される。それをどう解決するかが重要
– 交易路を開いたり神殿を作ったり、といった選択が世界を変える
– NPCが目標を達成したり何かをしているのを見て、そこで何が起きているか、何をすべきかをプレイヤーが判断する
– 拡張パックでそれまであった世界の何かを変えることはない。変える必要がある時はRallying Callsを使う可能性がある
– NPCグループには共通の目的や希望があるが、NPC個人にはそれぞれ習性や特徴がある。ガードのNPCグループは犯罪と戦うという共通の目的を持っているが、ガードの中には怠け者もいるかもしれない。それによってガード同士で確執が生まれる可能性がある
– NPCの意気込みや感情はシチュエーションによって変わる。それが動作や話し方などに現れる
– NPCはプレイヤーの持ち物がなにか分かる場合がある
– 特定のRallying Callsは決まった場所でしか起こらない、ということはない
– 世界は常に変化しているため、前にいたエリアに戻っても新しいことができる
– レベルがないためRallying Callsがどこで起きていても参加できる
– NPCはそれぞれ種族に対する先入観があり、その先入観にそってプレイヤーに対応するが、プレイヤーはこれを変えていくことができる
– NPC mobはプレイヤーと同様、マルチクラスシステムを使用する

Q&Aで質問するための行列は途切れることなく、
このパネルも戦闘パネルと同様行列の途中で時間切れとなった。
スケジュールがギッシリのため、次のパネルに会場を引き渡さなきゃならなくて慌ただしかった。
他の機会でじっくり説明してくれる場があるといいんだけど。

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