EQNext ロアブック6冊目『Prison of Fire』

6作目のeBookPrison of Fire(炎の監獄)がリリースされた。

EQN: Prison of Fire

舞台はLavastorm。主人公はNeria Naldiir。
作者は『Last Stand of Teir’Dal』、『Enemy of My Enemy』、『The Stars of Home』を書いたMaxwell Alexander Drake。
Neriaは、『Last Stand of Teir’Dal』(Teir’Dal決死の戦い)と『Fall of Bastion』(Bastion陥落)で何度も名前が出てくる人物。
物語の時代は『The Stars of Home』(故郷の星)とまったく同時期で、Takish Empire付近で起きた大変動と重なっている。

*ロアブックが増えてきて時代の流れがつかみにくくなってきたんで、
去年8月のSOE Liveで発表されたEQNextの歴史年表に追加していく。
これまで出ているロアブックは全部「Dalの時代」後半の、「Takishの時代の始まり」から終わりまでのストーリーだというのが分かる。

 

Takish Empire内で過剰なまでに慎重を期す事象を取り扱うエリート集団、Ebon Daggerのトップ、Neria Naldiir。
この集団は、帝国の保安相でもあるNeria Naldiirの父、Dalen Naldiirの指導のもとに活動している。
ある日Dalen Naldiirは、Lavastormの監獄Tagnik Vukarにとらわれている旧友のウォーデン、Rithierから良からぬ知らせを受ける。
この遠く離れた監獄は、最も極悪な犯罪者を投獄するための施設だったが、近年になってエンペラーはごく近い側近にさえこの監獄への立入を禁止する。
黒い噂を聞いたDalen Naldiirは、これが帝国に大惨事をもたらすものではないかと疑い、娘のNeria Naldiirにお共を3人つけて、監獄へ調査に行かせる。

Lavastormの熱で汗と灰だらけになりながら3日かけて監獄に到着すると、10フィートもある門番イフリート、Boanが4人を見下ろす。
にらみ合いと言い争いのあと、4人は中へと案内される。
あちこちの監獄を訪れたことがあったNeria Naldiirは、他の監獄と違ってここではDal(エルフ)の姿がまったく見当たらないこと、物音が全くしないことを異様に思う。
いつでも剣を抜けるようにしながら4人は進んでいく。
途中でイフリートBoanが立ち止まり、ウォーデンのRithierは取り込み中なので、会う前に顔を洗ってリフレッシュしてきたらどうかと促す。
敵にイニシアティブを取られたら負けと考えたNeria Naldiirは、その提案を拒み、今すぐ会わせろと迫る。

すると遠くの部屋のドアが勢いよく開いて、女イフリートのAathinが現れ、ウォーデンRithierがお客様を通せと言っている、とイフリートBoanに言う。
怪訝に思うイフリートBoanをあとに、イフリートAathinは4人を奥へ通す。
自分の2倍の背の高さのAathinに恐れながらも、Neria Naldiirは今すぐにウォーデンRithierに合わせてほしいと言う。
一瞬固くした表情をすぐにゆるめ、イフリートAathinはウォーデンRithierは興味深く不思議な出来事の調査中でとても忙しいが、そこに会いに行くか、と尋ねる。
思いがけない答えにNeria Naldiirは興味を示し、4人で着いて行く。

どこまで行っても物音一つしないことにNeria Naldiirはますます不安になる。
監獄の外と同様、中も熱風が吹いていて汗が流れ落ちる。
Neria Naldiirは、なぜどの独房も空っぽなのか、何百人もいると思ったが、と尋ねると、
かつてはそうだった、とだけイフリートAathinがこたえる。
途中で器具がいくつも置いてあるのが目に入り、Neria Naldiirはその用途を考えないことにして通り過ぎる。

廊下の突き当りにドアが開いた部屋があり、そのなかには鮮血が広がっている。
そこに何がいたにせよ、もはや生きてはいないことが分かる。
お供の一人のメイジ、Varacaがそっと祈りの言葉を呟く。

イフリートAathinがその向こう側の部屋から、このなかだ、と促す。
お供の一人が鞘に入った剣に手を添えてNeria Naldiirにうなずく。
Neria Naldiirも自分の剣に手を添えて、ワラが敷き詰められた部屋を横切り広間に入る。

イフリートAathinが、イフリートBoanと2匹のファイヤージャイアントと立っている。
その横には惨殺された緑と赤の巨大なドラゴンが倒れている。
緑のドラゴンの下顎と両目はなく、内臓が床に落ちている。
赤いドラゴンの前足と後ろ足のツメはすべて引き抜かれており、口の開いた頭が床で動いている。
歯が全部抜かれているのを見てNeria Naldiirは戦慄する。
2匹とも肌には刈り跡が大きく残っており、ウロコが剥ぎ取られている。
Neria Naldiirは一瞬気絶しそうになり、すぐに吐きそうになるのを抑える。

やっとのことでここで何があったのか、とNeria Naldiirが問いただす。
するとイフリートAathinは、知ってるくせにわざわざ聞いて自分たちを侮辱するな、と怒り出す。
そして、ドラゴンが3匹ここに送られてきた時に自分は異議を唱えたが、Dalは「奴隷」の意見など聞く耳持たなかった、と吐き出す。

今にも両手から魔法が放たれようとするVaracaが前にでて、口を慎めと言いかけると、
ファイヤージャイアントが棍棒を一振りし、Varacaを吹き飛ばす。
吹き飛んだ拍子に手にためていた氷の魔法が放たれ、イフリートBoanに直撃する。
Varacaを攻撃したファイヤージャイアントに向かって、別のお供Jantrisが両手持ち剣で斬りつける。
イフリートAathinは腰にかかっていた分厚いシミターを取り出し、Neria Naldiirの頭を目掛けて振りかざす。
考える暇もなく瞬時にNeria Naldiirは剣を取り出し、シミターをその剣で受ける。

後ろで爆発の衝撃が起きて、Neria Naldiirはドラゴンの血の海のなかに飛ばされる。
お供の一人でNeria Naldiirの師匠、Mantineusが最後のファイヤージャイアントと戦っている。
ファイヤージャイアントが倒れ、その傷口から溶岩が勢いよく噴き出る。
傷だらけのMantineusはNeria Naldiirの方へ一歩進もうとするが、ガクリと膝を落とす。
満面の笑みのイフリートAathinは、シミターを弄びながら倒れたエルフの方へ近づき、シミターを振りかざす。
その瞬間、Neria Naldiirはやめてと叫ぶ。師匠がいない生活など考えられない。
すると、イフリートAathinは笑う。
他人のことを気にかけるDalがいたとは、お前みたいなDalがもっといれば、お前の種族はここまで嫌われなかっただろうに、と言う。
それからMantineusの首を切り落とし、白髪の頭が恐怖に立ちすくむNeria Naldiirのところに転がってくる。

イフリートAathinは続けて言う。
ドラゴンがここに連れて来られた時に、ドラゴンを幽閉すれば破滅をもたらすことになる、と自分は警告をした、と。
なのに欲深いDalのエンペラーは力を欲し、ドラゴンの拷問が始まった時にはもうエンペラーには期待できなかったため、このことをドラゴンに伝えた、と言う。
この報告を聞いてIthiosar the Blackがここにやって来て、ドラゴンを1匹助けてから、Dalの犯罪を伝えるためVeliousへ向かっているのでもう遅い、と続ける。
あと一歩遅く着いていたら、もぬけの殻の監獄を目にするだけだったのにタイミングが悪かったな、目撃者を生かしてはおけない、とシミターをNeria目掛けて振り上げる。

その時辺りに冷気が立ち込め、魔法の塊がイフリートAathinを吹っ飛ばす。
さっきまで倒れていた場所に、死んだと思っていたVaracaが座っている。
2人でファイヤージャイアントの死体の下にいたJantrisを助け出し、魔法でVaracaが地面に穴をあけてMantineusを葬る。

急いで帰って報告せねば、とそうこうしていると地鳴りが響き、全員が地面に強く叩きつけられる。
地震ではないこと、何かがおかしいことに気づく。
地面の揺れがだんだん強くなり、小さな岩が上下に揺れる。
監獄の南壁の向こうに灰が舞っているのが見える。
何度も何度も大きな振動が来ては投げ出される。

しばらく波がやってきたあとに、振動が始まった時と同じように急に静かになる。
体中アザだらけのNeria Naldiirはしばらく地面に横たわって星を眺め、骨はどこも折れていないことを確認する。
立ち上がろうとするが立ち上がれないので、座って辺りを見渡すと、Lavastormから灰がすっかりなくなっていることに気づく。
ようやく立ち上がり、他の二人の無事を確認する。

それから、Lavastormの山頂の上に蛇のようなうねりがあり、雷とは異なる人工的な光を放っているのを目にする。
その中のさらに奥深くに、星の瞬く夜空がハッキリと見える。
全員何が起きているのかさっぱりわからない。
東の山は全部なくなり、まったく新しい土地ができたかのよう。
そしてTakish’Hizが嵐の渦の真ん中にあるのを見て、父を想ってNeria Naldiirは膝から崩れ落ちる。

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