EQNext 【Bastion陥落 第一章 – Compulsion魔法 – 】

登場人物

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【第一章 – Compulsion魔法 –】

 

 

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– Bastionの近くのSerpentspineの麓で3匹のドレイクを捕まえ殺したという報告を戦士から受ける

– これを聞いたCoralen LarkosはRing of Scale群ではないことにホッとする。Bastionまであと6週間の距離にいると報告されている

– Coralen Larkosはドレイクの死体と状況を確認しに坂を登る

– 月明かりに照らされてドレイクが死んでいるのが見える

– Coralen Larkosは歩きながらMerionのことを思い出す。あと数年もしたら追い越されるであろうほどパワフルな弟子。MerionにはBastionではなく今ここに一緒にいてほしかった。Merionに会いたいというのもあるが、何よりもいざとなったら守ってくれる信頼できる者に側にいてほしい

– Ring of Scaleはここから何週間もかかる所にいるはずだというのになぜドレイクがこんなところにいるのだろうか?

– 玉石を踏むと声が止む。4人のElfがこちらを見るが、その足元に倒れている頭のないドレイクを無視するのと同じようにCoralen Larkosを無視して会話に戻る

– Sergeant Feslerは嫌いだし他の3人はどうでもいいが、Arch Mageに対する尊敬というものがもっとあってもいいのではないか。Coralen Larkosが咳をするとまた声が止む

– Sergeant Feslerが数秒置いてから振り返り冷たい笑顔を向ける
「なにか御用ですか、Arch Mage?」

– Sergeant Feslerにライトニングを浴びせて頭がい骨を焦がしてやったらどうなるだろうか。そう思ったのは今回が初めてではない。普通の兵士や評判高いベテランSergeantのFeslerでさえかつてはCoralen Larkosに挑もうなどということは微塵もなかったというのに。もうずっと昔のことのように思える

– Coralen Larkosは息をつく。Kingは恐らくかつての伝説的Arch MageよりもSergeant Feslerの部下の兵士を高く評価しているだろう。Kingが私よりも先にMerionを昇進する日もそう遠くはないかもしれない。いやそれはない。師に恥辱を与えるくらいならMerionは死を選ぶだろう

– Sergeant Feslerに何があったか尋ねると、肩をすくめてドレイクを仕留めたこと報告をする

– 3匹目はどこだと問うと、10ヤード先の岩を指さす。まだ死んではいないが瀕死のドレイクが岩陰に倒れている

– Sergeant Feslerが「ご安心ください、負傷しているのでまだ脱出の必要はありません」と言うと他の3人のうちの1人のElfがクスクスと笑ってから咳をしてごまかす

– Coralen LarkosはElfを見ると伍長の記章をつけている。殺す方法をいくつも想像する。素早く、ゆっくり、痛みなく、苦痛伴う方法、いくらでもある。「少年よ、名をなんという?」

– 伍長は息を呑んで「Mantaesです」とこたえる

– 「Mantaes、覚えておこう」Coralen LarkosはSergeant Feslerに向き直りドレイクはまだ生きているのかと尋ねる

– Sergeant Feslerの側のドレイクのところに行く。ドレイクの顔中が血だらけになっている

– 後ろでMantaesがどもりながら謝ろうとしているが振り向かずにそれを制止する。ドレイクの低い息遣いがわずかに聞こえる。痛みを伴っているのが分かる

– Sergeant Feslerとその部下には誰を相手にしているのかそろそろ教えてやらないと。一言唱えると、ドラゴンが横たわる岩の裂け目から光が吹き出し昼間のように辺りを明るく照らす。裂け目ではドレイクがのたうちまわりキーキー言い、その目は光が入り込んだかのようにらんらんと燃えている。手でジェスチャーをすると光はますます強くなる。ドレイクは唸って痙攣する。光を弱めると弱々しい鳴き声を上げ、苦痛の息遣いと共に7フィートの尾をバタバタと岩に打ちつける。翼の下から血が滲み出す。死を待つばかりのドレイクは片目を開けて恐怖と痛みの入り混じった表情でCoralen Larkosを見つめる

– Arch Mage Coralen Larkosは微笑み小石を拾って指で転がしながらドレイクにここで何をしていたのかと尋ねる

– ドレイクは馬鹿なElfめ、と鼻で笑う

– Coralen Larkosはさっきよりも強い光でまた闇に一時の白昼をもたらす。熱く眩しい光のビームがドレイクの目に注ぎ込まれ悲鳴が壁を震わす

– 後ろでElfが嫌悪の悪態をつく

– 数秒後再び光熱が収まる。「ではもう一度聞く」

– ドレイクは命乞いを繰り返すだけで口を割らない。翼の下に頭を隠そうとしている

– 「その答えは間違っている」強烈な光を放ちすぐに消える。まだ殺したくはない。今度はCompulsion魔法を混ぜる。ドラコニック種族には効きが悪い魔法だがPainと混ぜることで効力を増す

– 「偵察!」とドレイクが金切り声を上げる

– 「偵察か」落ち着いたトーンでCoralen Larkosがつぶやく。魔法技術が衰えていないことに満足する。 「何を偵察していたのだ?」

– Ring of Scaleはあと一ヶ月はかかる距離にいると思っていたが、Ring of ScaleだけではなくIthiosarが率いていること、Bastionに到着するまでたった1日の距離にいることを聞き出す

– Ithiosarと聞いてCoralen Larkosはあまりの恐怖に思わず魔法を解いてしまいそうになる。後ろの戦士が嘔吐する。Sergeant FeslerとMantaesは「Ithiosar」とだけ言って沈黙する。Coralen Larkosも吐きそうになる。すぐにCombineもIthiosarの名を繰り返すだろう。その名を呼びながら死ぬだろう

– ドレイクの方を向き直ると死を覚悟して目を見開く。ライトニングがドレイクの胸に穴を開け一瞬辺りが再び真昼のようになる。暗闇のなかでドラゴンの黒くなった肉からシューシュー音がする以外は静寂が戻る

– 評議会にはもう2年前からこの日が来ることを忠告してきた。力を取り戻したRing of Scaleがやってくることを。そしてその2年でどれだけ自分の評判が落ちていったかを見てきた。誰もが自分を疑いついにKingはおろかFeslerのような兵士でさえ面と向かって臆病者と言ってきた。CombineのElfとその仲間たちのなかで最大の実力者、戦争で一度も負けたことのないこのArch Mageを弱虫と呼んできた

– Coralen LarkosはSergeant Feslerに見張り兵を集めRing of Scaleが山に集結していること、夕暮れには襲撃してくること、そして空を見張るようにと伝えるよう指示する

– 振り返るとさっきの若いElfが口の周りについた汚物を拭っている。Coralen LarkosはMantaesに馬を調達するよう指示する。そして評議会に警告しなければならないので一緒に来るよう命じる

– エクソダス(大脱出)の準備が整うまであと4週間もあるので逃げる時間はないとSergeant Feslerが言うが、遠くで立ち昇る煙を見つめながらCoralen Larkosは時間を作るしかないと返す

– 鳥を引きつけるのでドレイクの死体を埋めるべきかと聞く怯えた目の兵士を見つめ、すぐに鳥は肥えて飛べなくなるだろう、とCoralen Larkosは笑う

– 汚名返上だ!私は正しかった。いつだって正しかったのだ。あとはそれが無意味にならないようできるだけ長く生き残るだけだ

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登場人物

→ 第二章 – 地下堂 –

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