EQ1 伝説のバードFansy the Famous Bard

EQNextのsubredditに伝説のバードのことが投稿されていた。
SOEのスタッフもすぐにコメントを入れていて、
このバードはのちにNecのEpic Ornamentationクエストに登場して、
ついにEQ1のLoreの一部になったとまで書いてある。
An Epic Request (Necromancer)
また他の人は、WoWにまで登場していると書いている。(DalaranのNPC、Magus Fansy Goodbringer

ちなみにこのsubredditは公式フォーラムがまだないEQNextで今一番公式に近い。
SOEのスタッフがどんどんコメントしている。
EQNextだからかな?と思いきやEQ1とEQ2のsubredittにもちょくちょく顔を出している。
右枠下の方にSOE社員アカウントのリストが載っているのですぐコメントが探せる。

ネットでこのバードのことを検索してみると、
ゲームのニュース系情報サイトも含めたいろんなサイトで取り上げられている。
SOEスタッフの個人ブログにも載ってるし、UOのLord British暗殺事件などと並んで
MMO史上最も影響力のあった出来事のひとつと書いてるところもある。
RiftなどEQ以外のゲームのフォーラムにも載ってる。

ここまで書いてあったら気になる。
何よりもプレイヤーがLoreになってるなんて。
いったいどんなバードなのかとリンク先を見てみた。
Fansy the Famous Bard

当時Sullon Zekサーバーは、
ルールなしでなんでもありのハードコアなPvPサーバーだった。
他のサーバーはほとんどがGoodキャラばかりだったが、このサーバーは7割がEvil、2割がNeutral、
そしてGoodはたったの1割だった。
Evilチーム、Goodチーム、Neutralチームに分かれてプレイしていた。
ただしなんでもありとはいえどもレベル5まではPvPで殺されることはない、というゲームシステムはあった。
そして伝説のバードFansyはレベル5だった。

EQ1: OasisのFansyとSG

GoodキャラのFansyはOasisに入るとまず最初にoocでEvilはいないか?と聞いた。
そしてSand Giantを手当たり次第集め、Seloで走りながらTrainしてまわった。
SGはバードの足には追いつけず、通った場所は死体だらけになった。
Fansyを殺したくてもレベル5なので殺せない。
何度もpetitionされ、ooc、shout、tellで文句を言われ、次から次へと違うGMがコンタクトを取ってきた。
だがTrainしてはいけないというルールはないので何もできない。

何日もかけてためたExpがなくなり死体の回収もできずゾーンも公式フォーラムも荒れた。
ハイレベルが集まってきてなんとかしようとしたが、
Mobよりも速く走れ、誰も手を出せないFansyはまさに無敵だった。
頭を痛めた開発はFansyのことで何度も会議で話し合った。
Train中に急に動けなくしたり、SGの真上に移動したりして妨害しようとした。
それでもFansyは「Evilを倒すため」にTrainをやめなかった。
あるとき開発がなんとかする方法を考えたから待っててくれ、とフォーラムでコメントをした。
次の日、「Oasisのレベル5バードを止めるため」のルールが実装された。
中レベル以上のゾーンではレベル5以下のプレイヤーもPvPで殺せる、というルールになった。
そしてOasisがそのカテゴリに入った。
こうして「ルールなしサーバー」のコンセプトは終わり、ユニークだったSullon Zekは普通のPvPサーバーになった。
ついにFansyはSullon Zekサーバーから姿を消した。

ところが1年後、Fansyが戻ってきた。
みんな信じられなかった。本物のFansyなのか?と聞いてきた。

EQ1: カオスなRivervaleFansyはNeutralの町Rivervaleに行き、
Priest of DiscordとSilna Songsmithを使って皆殺しにした。
そしてFansyはRivervaleに居座った。
ここでログインした人やゾーンした人はわけも分からず一瞬で殺された。
噂を聞きつけてハイレベルが集まったが無駄だった。
誰も死体回収ができない。

ここでまたしても異例の対処が行われた。
GMはPriest of DiscordとSilna Songsmithをdespawnさせてカオスと化したRivervaleの惨状に収拾をつけた。
Fansyは「NPCを使ったらダメというルールはないですよね?」とGMに聞いた。
GMはそれには答えず、これが警告です、といってFansyをsummonして殺した。

Fansyはそのあと別キャラでRivervaleに行き、「みんなrezもらってたから安心して!」と書いている。
oocのログではFansyは最悪のキャラだという声が多いが、
PvPサーバーでGMがPvPで介入してくるってどうなの?というログも残っている。

これはGrieferがTrainしまくってみんなに迷惑をかけたという話では終わっていない。
開発もプレイヤーも誰一人として思いつかなかったクリエイティブな方法で、
一人のバードが大勢を巻き込んでサーバールールを変えたこと、
ルールなしPvPサーバーがうまくいかないこと、
そしてロールプレイヤーの楽しさを見せてくれたことで、
SOE内外で今でも語り草になってる、愛されてるキャラクターのようだ。

EQ1のロアになったAn Epic Request (Necromancer)では、
「ファンシー」なバードにHailすると会話のあとにGiantのTrainを仕掛けてきて、
しばらくするとGiantがPriest of Discordに変身してSilna Songsmithと一緒に襲ってくるとある。

WoWに登場するMagus Fansy Goodbringerは、
Fansyという名前をそのまま受け継ぎ、
Goodbringerには、FansyがGO GO GOOD TEAMと言いながらGoodのためにEvilと戦っていたことが表現されている。

The EscapistのFansy the Famous Bardでは、
一人のバードのためにサーバールールだけでなく、業界のソーシャル意識を変えた出来事として詳しく紹介している。
最初はRallos ZekでTrollでプレイし始め、沼地でひたすら橋を守るロールプレイヤーだったそう。

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